【スイス】世界遺産ラヴォー地区のブドウ畑|観光列車ラヴォー・エクスプレスで巡る絶景の旅

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読者の皆さまへ。しばらく更新が空いてしまい、申し訳ありません。これからはまた定期的に投稿していくつもりなので、引き続きよろしくお願いします!

スイス・レマン湖畔に広がる世界遺産「ラヴォー地区のブドウ畑」

湖とアルプス、そしてブドウ畑が織りなす風景は、スイスが誇る絶景の一つです。

今回私は、夏のブドウ畑を観光列車「ラヴォー・エクスプレス」に乗って訪れました。ブドウ畑の真ん中を走る小さな列車からの眺めは圧巻!

本記事では、ラヴォーの基本情報や魅力、ラヴォー・エクスプレスの体験談、そしてLutry(リュトリー)へのアクセス方法をご紹介します。

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0歳の姪っ子を連れての旅行でも安心して楽しめたよ!

目次

ラヴォー地区のブドウ畑とは

ユネスコ世界遺産に登録!

スイスのラヴォー地区のブドウ畑(/葡萄畑)は、2007年にユネスコの世界文化遺産に登録されたスイス屈指のワイン生産地です。

世界遺産登録年:2007年6月
世界遺産登録名:Lavaux, Vineyard Terraces

急斜面を利用した段々畑では、ローマ時代から1,000年以上にわたりワインづくりが続けられてきました。

自然の地形を人の手で最大限に生かした景観は、現在でも高く評価されています。

レマン湖とアルプスの間に位置する”ブドウ畑と品種”

ワインになるブドウ

ラヴォーはレマン湖とアルプスの間に位置し約800ヘクタールにわたってブドウ畑が広がっています。

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東京ドーム約170個分!!

湖に面した南向きの斜面は日当たりがよく、ブドウの栽培に理想的な環境。湖面に反射する光や山からの風も、ワインの味わいに影響を与えるといわれています。

ラヴォーのブドウ畑は、広大な土地でさまざまな品種が栽培されており、代表的なものは以下の3種類です。

  • シャスラ(Chasselas):ラヴォーを代表する白ブドウ。爽やかな味わいで、チーズ料理や魚料理と相性が良い。
  • ピノ・ノワール(Pinot Noir):繊細な香りとまろやかな渋みを持つ赤ワイン用品種。
  • ガメイ(Gamay):フルーティーで軽やかな赤ワイン用品種。

また、同じシャスラでも「Epesses」や「St-Saphorin」といった地域名がワインに付けられており、村ごとに異なる味わいを楽しめるのも魅力です。

夏に訪れるラヴォーの魅力

ラヴォー地区のブドウ畑と湖のコントラスト

ブドウ畑と湖のコントラスト

夏のラヴォーは、一年の中で最もエネルギッシュ!

緑が生き生きと茂るブドウ畑と、真っ青なレマン湖とのコントラストは圧巻。

気候も暖かく、散策や列車からの眺めにぴったりの季節です。

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日によってはちょっと暑いことがあるかも…!

ラヴォー地区のブドウ畑 観光のベストシーズン

一般的に秋の収穫期がベストシーズンとされていますが、個人的には夏の観光もおすすめです。

夏は日が長く、晴天率も高いのが魅力。列車での観光の他に、湖沿いのカフェのテラス席やワイナリーを利用して、開放的な雰囲気を味わえます。

また、6月にはワイン祭り、9月には収穫祭も行われているので、タイミングが合う方はぜひチェックしてみてください。

春(4〜5月新緑が芽吹き、ブドウ畑が緑に染まりはじめる時期。観光客が少なめで、静かに散策できる!
夏(6〜8月ブドウ畑の緑と、レマン湖の青とのコントラストが最も美しい季節。散策や列車からの眺めは最高、写真映えも抜群!
6月にはワイン祭り開催!
秋(9〜10月ブドウの収穫期。畑が黄金色に染まる景色を楽しめる、最も人気のシーズン。
9月には収穫祭開催!
冬(11〜3月ブドウ畑は落葉し静かな雰囲気。雪化粧のアルプスと湖を背景にした景色は幻想的ですが、天気が悪い日も多く、どこか寂しい印象になってしまうかも…。

ラヴォー・エクスプレス(Lavaux Express)体験記

ラヴォー・エクスプレス(Lavaux Express)

さて、ここからは実際の体験談を交えてラヴォー・エクスプレスをご紹介していきます。

Lutry(リュトリー)発!観光列車の乗車方法とルート

ラヴォー地区を訪れたらぜひ体験してほしいのが、観光用列車「ラヴォー・エクスプレス(Lavaux Express)」です。

列車といってもミニトレインで、ゆっくり景色を楽しめる速度で進んでくれます。

所要時間はおよそ1時間。リュトリー(Lutry)やキュリー(Cully)から出発して、ブドウ畑の中を走ります。

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今回はリュトリー発の列車に乗ったよ!

チケットは駅や観光案内所で購入可能。私は公式HPで事前にオンラインチケットを購入しました。
公式HP:https://www.lavauxexpress.ch/en/

チケットの種類もさまざまで、試飲付きのチケットなども販売されています。(チケットの種類によって所要時間が異なります。)

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人気のシーズンは事前に購入しておくのがおすすめ。

私が購入したのは、「Lutry loop」というチケット(大人CHF17)で、以下のルートです。

Lutry → Aran → Grandvaux → Lutry

ラヴォー・エクスプレスは乗っているだけで主要観光ポイントを回ってくれるので、初めて訪れる方には特におすすめしたいです!

Lutry(リュトリー)の乗り場

リュトリー(Lutry)の駅から歩いて約10分で、レマン湖に到着。

道中には可愛らしい街並みが広がり、最後に現れる美しいレマン湖に心を奪われます。

レマン湖

乗り場は湖畔にあるため、周辺を散策しながら待ち時間を過ごすことも可能。

レマン湖2

小さな遊び場もあるので、お子様連れでも退屈しないでしょう。

遊び場

湖からほど近いところにラヴォー・エクスプレスの乗り場があります。(Google Mapsで場所を確認する)

乗り場にはチケットカウンターがあり、オンラインチケットを購入している場合は、そちらで乗車チケットを受け取ります。

ラヴォー・エクスプレスは目立つので、列車が停まっている場合には非常にわかりやすいです。

ラヴォー・エクスプレス(Lavaux Express)乗り場

車窓から楽しむブドウ畑とレマン湖の絶景

湖畔を出発し、リュトリーの街を抜けてブドウ畑へ向かいます。

リュトリーの街を走るラヴォー・エクスプレス

ラヴォー・エクスプレスの魅力は、普通の列車では味わえない “ブドウ畑の中を走る体験”ができること。

窓のないオープンタイプの車両なので、心地よい風を感じながら、目の前に広がるブドウ畑を間近に楽しめます。

出発してすぐに畑の中へ入り、広大な景色の中で特別な時間がスタート!

ブドウ畑に到着

斜面を登っていくにつれて、レマン湖やアルプスの絶景を一望。

間近で見るブドウ畑

散策だけでは巡りにくいスポットも効率よく回れるので、短時間でラヴォーの魅力を存分に味わえるのもポイントです。

子連れ&カップルにもおすすめな理由

ラヴォー・エクスプレスはゆっくりとしたスピードで進むため、小さな子ども連れでも安心して乗車できます。

今回は0歳の姪っ子と一緒に観光を楽しんだのですが、コンパクトになるベビーカーであれば、席の足元に置いてロープで繋いでくれます。(持って行ったのは、ベビーゼンヨーヨー。)

子連れの方も多く、みなさん景色や列車を楽しんでいるようでした。

ブドウ畑の景色は子どもにとっても新鮮で、大人も一緒に楽しめます。カップルで訪れれば、湖と畑の絶景を二人で眺める、忘れられない時間に。短い乗車時間でも、思い出をつくることができます。

ラヴォー地区のローカルワイン

試飲もできる!

ワイナリーで出会えるローカルワイン

ラヴォー周辺には小さなワイナリーが点在し、観光シーズンには試飲できる場所もあります。ブドウ畑を眺めながら飲むワインは格別で、旅の特別なひとときを演出してくれるでしょう。

また、「ラヴォー・エクスプレス」にはワインテイスティング付きのプランも用意されているので、確実にワインを楽しみたい方はそちらを選ぶのもおすすめです。

私は通常の列車乗車コースを選びましたが、道中の絶景スポットで停車し、その場でワインを注文して楽しむこともできました。

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ワインだけでなくジュースも用意されているため、お酒が苦手な方や子連れでも安心!

停車時間は長くはありませんが、美しい景色とともに味わう一杯は特別です。

ラヴォーを代表する「シャスラ」の魅力

ラヴォー地区を代表するブドウ品種が「シャスラ(Chasselas)です。

クセが少なく軽やかで、チーズや湖の魚料理とよく合うワインで、スイスの白ワインを代表する品種の一つでもあります。

レマン湖沿いのレストランでは、地元産のシャスラと一緒に食事を楽しむのが定番で、観光と食文化を同時に味わえるのもラヴォーの魅力です。

私もこちらのお店でワインボトルセットを購入。

シャスラ(Chasselas)のワイン

左:Lutry Tradition(Chasselas)
右:Forban(Assemblage rouge)
CHF29

良いお土産となりました。

▼日本でも意外とお安くスイスワインが手に入るんですね…!

スイスのリュトリー(Lutry)という街

リュトリーの港

最後に、今回訪れたスイス・ヴォー州「リュトリー(Lutry)」について、少しご紹介していきます。

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リュトリーはラヴォー・エクスプレスの出発地だよ!

ローザンヌから電車で約10分

スイス西部・レマン湖畔にたたずむ小さな街「リュトリー(Lutry)」。

リュトリーへは、最寄りの都市ローザンヌ駅から列車でわずか10分ほど。ローカル線に乗ればあっという間に到着するので、日帰り観光にもぴったりです。

駅から湖畔までも歩いてすぐで、移動の負担が少ないのが嬉しいポイント。

観光の拠点となるローザンヌから近いため、日帰りで気軽に訪れる人も多く、電車を降りればすぐに湖畔へ出られるアクセスの良さも魅力です。

私の暮らすバーゼルからは、片道約3時間!往復で6時間かかるので、1日ゆっくり…とはいきませんが、日帰り旅行も可能でした。

しかし、せっかくフランス語圏に行くなら、宿泊して周辺観光をもっと満喫したかったのが正直なところ。移動が多い場合には、日の長い夏の季節がおすすめです。

湖畔の小さな港町、リュトリーの雰囲気

リュトリーはレマン湖沿いの落ち着いた港町です。観光客も地元の人もゆったりと過ごしていて、都会的なローザンヌとはまた違った雰囲気を楽しめます。

街並みも可愛いっ…!

リュトリーの街並み

ゆっくりと時間が流れるこの街では、ラヴォー・エクスプレスだけでなく、湖畔を散歩したり、カフェでひと休みするのもおすすめです。

なお、リュトリー(Lutry)の駅周辺にはコンビニやカフェがないのでご注意ください。

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自販機だけあったよ!

まとめ|観光列車で満喫する世界遺産「ラヴォー地区のブドウ畑」

スイスが誇る世界遺産「ラヴォー地区のブドウ畑」は、スイス旅行でぜひ訪れてほしい場所です。

今回は観光列車ラヴォー・エクスプレスに乗車したことで、より多くの景色を堪能できました。短時間で効率よく観光を楽しめるため、ラヴォー地区のブドウ畑を訪れる予定の方には特におすすめです。

夏の青空と緑豊かなブドウ畑、きらめくレマン湖、そしてラヴォー・エクスプレスから眺める壮大な風景は、心に深く残りました。

わずかな時間でもスイスらしい景観とワイン文化を味わえるラヴォーは、ジュネーブやローザンヌから気軽に訪れることができる、おすすめの世界遺産です。

周辺観光とあわせて、ぜひラヴォーの魅力を満喫してみてください。

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